20th cent. Scandinavian design
トップページに戻ります。メインページ
ご注文はこちらからどうぞ。メールです。お気軽にどうぞ !!
13th floorの
model LL

 早くからStig Lindbergの代表作として紹介され、私たちにとっても最もなじみ深いシリーズではないでしょうか。
シンプルとしか例えようのない簡潔なフォルムながら思わず手に取りたくなる柔らかな雰囲気と、粘り強く丈夫な素材で作られた実用性を併せ持つテーブルウェアの名作です。
デコレーションがなくカラーバリエーションのみのシリーズ「BOHUS」をみるだけでもデザインの完成度をうかがえますが、なによりロングセラーとして長年製造され、今でもなお多くのファンに愛され続けていることがこのモデルのすばらしさを物語っています。

こうして並べてみると、まったく同じ形をベースにしていながらも、それぞれが専用にデザインされた製品かと思わせるほど、しっかりと個性を主張しているところはサスガです。
 
BERSA
PYNTA
Rosenfalt
BORO
LINNEA
BORO
Tea cup & saucer

model: LL
design: Stig Lindberg
production: Gustavsberg, Sweden

size:

Φ8.5×12×5.5cm(cup)
Φ16 cm (saucer)
LINNEA
BERSA
PYNTA
Rosenfalt

 どのシリーズも、「このカップを使ってみたい」と感じさせる幸せのオーラを放っているかのよう。
数あるLLモデルのバリエーションの中から、今回はストーリーを感じる5点を選んでみました。
一つひとつを順に眺めていくと、おとぎの国を散歩しているように「不思議の森」、「野バラの茂み」、「森の奥の小さなおうち」・・とイメージがふくらんできませんか?
さまざまに展開するデコレーションは『器の表面はキャンバスだ!』と宣言しているかのようです。

甘い空想の世界から気を取りなおしてよおく観察してみると、どっしりと安定感のある肉厚のボディ、角がなくしっくりと手になじむ大きめの持ち手と、奇をてらうことのない素朴な作りの中にソーサーの中心にあるカップの受け部のディールや各アイテムのサイズなど、細部に渡ってこのモデルにフラットな印象を持たせようとしたデザイナーの試行錯誤を随所に感じることができます。
テーブルに配されたときに調和がとれるようにと、テーブルウェアとしての役割をきちんとわきまえたデザイン・ワークがここでもいきています。

 
13th floor > Special issues > model LL