IFOはバス･トイレ･キッチン関連の製品を製造するスウェーデンを代表するのメーカーです。
同社の製品は品質はもちろんデザイン性にも優れ、スウェーデン国内に限らず世界中に輸出されています。日本でも美術館などで使われていますので、目にする機会もあるかと思います。
トイレ、バスタブ、シンクなどの主要な製品は実にすっきりとしたデザインを得意としていて、洗練されたイメージがありますが、過去には遊び心あふれた魅力的な製品を製造していました。
あまり選択肢がなく決まりきったものになりがちなバス･トイレ周りですが、普段見慣れないデザインの道具が一つワンポイントあると、ちょっと楽しくなりそうですね。

同社で活躍していたStig Carlsonがデザインしたトイレサインです。 「こんなところにまで!」と驚かずにはいられません。
最高に楽しいデザインですが、ネジ穴の位置にも注目! なかなかよく考えられています。
こんなサインがついていたら、トイレに行くたびに楽しい気分になれそうですね。

ありそうでなかった仕組みのトイレットペーパーホルダーです。スリットにペーパーを通してしたから引き出して使用します。
カラフルなペーパーを使うと、両方の良さがより引き立ちますね。

本来は灰皿として作られていますが、アクセサリー置きなど工夫次第で色々な用途に使えそうです。

Sigvard BernadotteもIFOのためにデザインを提供していました。
陶器製の本体にガラスのシェードのついた壁付けのランプはロングセラーとなり、両方にシェードのあるものなど様々なタイプが作られました。
類似の製品がよくみられますが、ここが始まりだったのですね。